2008年5月30日金曜日

民主党に明と暗

「政策より政局」「何でも反対の民主党」と評判の悪い民主党に対して「登校拒否の民主党」との陰口まで生まれていました。その民主党に明と暗の事例が発生しました。

まず「暗」は国会承認人事です。今頃になって唐突に「事前に新聞に人事案が漏れた」として「人事案の正当性を議論する前に」入り口で反対を表明しました。その中には長らく片肺飛行の続く大切な日銀審議委員も入っています。これでまた日銀の機能不全がさらに続くことになります。

武藤総裁案の時も散々新聞では事前報道がありました。また日銀総裁が決まった時も事前に報道がありました。でもその時はこの原則を民主党は持ち出しませんでした。だのに今回は思い出したようにこのような変な原則を持ち出しました。

要するに「新聞に事前に漏れて民主党のメンツは丸つぶれ」という実に幼稚きわまるダダをこねているにすぎないのです。日頃から「知る権利」を強く標榜するマスコミはここぞとばかり民主党に罵声を浴びせるべきではないのでしょうか?でもその声はそれほど大きくありません。マスコミもまたご都合主義なのです。

このような「聞いた」「聞かない」という低次元でのダダをこねる行為を即刻民主党は中止すべきです。
一方「明」は公務員改革の与野党合意です。公務員改革に民主党が反対し、陰でお役人の高笑いが聞こえると私はいいました。ところがドッコイ、民主党は踏みとどまったのです。

民主党はこれまで「天下り禁止」と「労働基本権の拡大」の2点の修正要求が受け入れられない限り、政府案に反対する方針だったのです。ですからまたもや「改革を標榜しながら、容易に出来ないことを持ち出して結果としてお役人の思うツボ」となる予定でした。

ところが「天下り禁止は民主党が天下をとってから」と方針を切り替え、与野党で妥協出来る範囲の修正を勝ち取ってとにかく現状より一歩前進しました。道路特定財源の一般財源化の時にこそこのような対応を取ってほしかったと思います。

ともあれ「官僚腐敗列島」の改革が今の日本にとって一番大切なことです。民主党もこのような国民を見た対応をしてこそ政権に一歩近づくというものです。今後は「暗」のような事例から「明」への事例へと大きく転換して欲しいと思います。そうなれば私も大いに民主党を支持します。

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