2008年6月11日水曜日

問責決議 民主党また迷走

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◇メールマガジン643号   2008/6/11日発行(月・水・金発行)◇

□□ 問責決議 民主党また迷走 □□

小沢代表にもこまったものです。民主党がこの時期に問責決議案を提出するというのです。どうしてこの時期なのでしょうか。後期高齢者問題で国民が怒っているからというのがその理由のようですが、民主党のやっていることも誠に無責任で、支離滅裂です。

後期高齢者医療制度の廃止法案を参院でほとんど審議することなく強行可決しました。かっての自民党を彷彿とさせる暴挙です。しかも廃止するだけで、全く代案がありません。これ以上の無責任はありません。

問責決議をこの時期に提出するというのは「政府与党が廃止法案に賛成しなかった」ことにしかなりません。でも衆院ではまだ廃止法案の審議にすら入っていません。問責決議が可決されても、衆院では廃止法案の審議が行われます。出席しない野党こそ後期高齢者医療制度問題を全く無視しているとの姿勢をあぶり出す作戦です。どうしてこの時期に問責決議なのでしょう。

したたかな自民党は衆院でこの法案を廃案や否決に持ち込まないで、継続審議にするかまえを見せています。表面上は「このような重要法案はもっと時間をかけて審議したい」とのポーズです。問責決議を提出する時期が根本的に間違っています。福田首相の言っていることと、提出された法案が全く食い違った道路特定財源の時にこそ問責決議を行うべきであったのです。それが大義というものです。民主党は血迷っているとしか言いようがありません。

また法的拘束力のない問責決議は、抜かないうちが華の幻の「伝家の宝刀」とも言われています。今の政府与党には解散も総辞職も全く頭にありません。参院で問責決議が出されても衆院で信任決議を圧倒的多数で可決する姿勢です。
そうなった場合、民主党はどうするのでしょうか。「伝家の宝刀」が実は切れ味の全くない「竹光」であったことを実証させるだけなのでしょうか。参院での審議拒否をしても、もうすぐ国会は閉会します。来るべき臨時国会で徹底的に審議拒否を貫くつもりでしょうか。

公務員改革法案でせっかく政治が動き出したのに、「与野党協調では混乱が生じないで政局にならないから、再び国民不在の対決姿勢だ」との小沢理論にはもう我慢の限界を通り越しています。いいかげんにして欲しいものです。

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