2008年7月2日水曜日

虚業と実業を分けよう

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メールマガジン648号   2008/7/2日発行(月・水・金発行)

□□ 虚業と実業を分けよう □□

相変わらず原油の高騰がとまりません。食料の価格高騰とあいまって、虚業がおりなすバクチ場に翻弄されています。本来「物の値段は需要と供給によって決まる」ことは誰でも知っています。でもそれは実業の世界での話しです。

紙幣はただの紙切れに過ぎません。各国の中央銀行が「ただの紙切れに信用を与え、本来必要とする金額の何倍」もの紙幣を供給するものですから、莫大な余剰資金は地球を暴れ回り、壮大なバクチ場を形成しています。

しかもバクチマネーは極めて不透明で「どこをどのように回っているか」良くわかりません。今こそ世界中が知恵を絞って「バクチマネーの流れ」を解明し、誰の目にもわかるようにすべきではないのでしょうか。株価指標や為替レートのようにバクチマネー指数などで明確に出来ないものでしょうか。

自由競争とは公正なルールに従って、正々堂々と勝負すべきものです。それがさっぱりわからない闇の中でうごめいて良いものだとは思いません。その上にこのような暗闘が私たちの生活に影響を及ぼされてはたまったものではありません。まずヘッジファンドに対して銀行や証券会社のように「情報の開示」を義務つけることです。そして銀行や証券会社のように「守るべき基本ルール」を定め、規制を加えることだと思います。

もう一つの考え方は「バクチはバクチ場でしか出来ない」ようにすることだと思います。現実にカジノは世界各国で厳しく規制されています。マネーゲームは虚業の世界でのみ活動を許可し、実業の世界とは隔離するのです。例えば原油取引などは「必ず現物を購入し、タンクに購入した原油を引き取る」すなわち現物取引に限定するのです。食料などの商品取引も同じです。そして実業の世界への投機マネーの流入を厳しく規制するのです。

それが無理ならヘッジファンドなどのファンドは情報を逐一公開し、「小さなマネで大きなマネーを動かす」いわゆる「レバレッジ(梃子の原理)」の倍率に規制をかけて天井を決めることです。「バクチのカケ率に上限を定める」のです。このほかにも色々なアイデアがあるでしょう。ここに述べたのは素人の荒唐無稽な案です。

でも世界中の英知を集めて、「虚業が実業に影響を与える」ことを断固規制すべき時がきているのではないでしょうか。色々言っても始まりませんから、まずヘッジファンドに情報を開示させることからでも早急に始めて欲しいと思います。

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